2016年6月11日土曜日

乗ったスーパースポーツまとめ

ぼくはスーパースポーツバイクが好きです。
各メーカー最高のバイク、最先端技術、楽しさ。スーパースポーツはロマンです。

試乗も含めていろいろなスーパースポーツに乗ったので、専門的なインプレッションは書けませんが、簡単な感想をまとめていこうと思います。

YAMAHA YZF-R1 2013年モデル



はい、ぼくのバイクです。
この年式のR1は、特徴としてクロスプレーンエンジンというのがありますね。燃焼トルクと慣性トルクのうち、慣性トルクをほぼ完全になくし、コーナリング時のコントール性を向上させています。
コーナリングが非常に楽しいです (^q^)
走行モードとして、STDモード、Bモード、Aモードがあり、詳細な説明は割愛しますが、最初の1ヶ月くらいはBモードで乗っていました。BモードだとR1はただの大型排気量バイクになります。おもしろくはない。ですが、雨の日や、低速走行時などは安心度が上がります。
普段使っているのはSTDモードです。スロットルレスポンスが非常に早いです。スロットルレスポンスの早さは楽しさに直結します。非常に楽しいです。

あと、センターアップマフラーが大好きです。センターアップの流行はもう終わってしまったらしく、悲しいですね。このバイクからの乗り換え先はどうすればいいんだろう、とまだ先のことですがちょっと不安になってしまっています。

HONDA CBR1000RR 2015年モデル


R1を買う前に「スーパースポーツというのがどんな感じなのか、どれか乗ってみよう」と思い、ホンダの試乗会で乗りました。
CBRは、他のメーカーのどこか尖ったスーパースポーツと違って、クセがないのが特徴かなと思います。乗りやすいです。
当日は緊張のあまり、写真を撮り忘れました (^^;
初めてのスーパースポーツだっただけに、ハンドルが遠く、前傾がきつく、足つきが悪い、という印象がありましたが、R1のほうがきついです。
R1ほどのスロットルレスポンスの早さもないことで、乗り始めの低速は安心感がありました。試乗会で駐車場の細いコースを走ったこともあって、40km/hくらいしか出していないので、本当に楽しいところは味わえていないと思います。

KTM 1190 RC8 R 2016年モデル



RC8は、KTMの試乗会で、船橋のオートレース場で乗りました。
R1ほどスロットルのレスポンスは速くないので初めてでも乗りやすかったです。
タンクが細く、ニーグリップがしやすかったです。
シート高もそれほど高くないので安心です。

MV Agusta F3 800 2016年モデル


「走る宝石」の小さいやつです。箱根ターンパイクで行われたMV Agustaの試乗会で乗りました。
F3は、ものすごく乗りやすかったです。
初めてのオートシフターでしたが、「シフトチェンジの楽しさがなくなったらイヤだなぁ」と不安に思っていましたが、意外と楽しかったです。スロットルを戻すことなくシフトアップして加速していくのもまた、別な楽しさがありますね。
電子スロットルも初めてでした。スロットルを離してもすぐ戻らないという話を聞いていましたが、公道の速度域なら気にするほどではなかったです。
シート高が805mmなので、スーパースポーツの中では足つきが非常にいいバイクだと思います。
コンパクトでパワフルだったせいか、非常に楽しかったです。
これで名前がR1で、カラーがブルーで、カウルが自分好みなら欲しくなりそうでした。

BMW S1000RR 2016年モデル


S1000RRは、箱根ターンパイクで行われたBMWの試乗会で乗りました。
電子制御の塊と噂の、2015年以降のS1000RRだったので、非常に楽しみでした。
まず、乗り味は全体的にマイルドでした。RACEモードも試しましたが、急激な加速もなくグイーーンと徐々に速度が上がっていくので、スーパースポーツという感じはあまりしなかったです。
音も静かで、発進のときは「これほんとにエンジンかかってるのかなぁ」と不安になりながらスーッと進んでいくので、違和感がすごくてちょっと怖かったです。慣れの問題だと思います。プリウスみたいな感じです。
低い速度域を使っている分には、電子制御がいろいろ付いていて安心な、大排気量のバイクであって、スーパースポーツらしさはあまり感じられないと思います。逆に言えば、街乗りもしやすいスーパースポーツバイクであると言えます。
この年式のS1000RRは、シフトアップだけでなくシフトダウンもクラッチレバーを握らずに使えるのが特徴です。シフトダウン時には自動的にブリッピングが行われ、エンジンの回転とタイヤの回転が自動的に合わされます。実際に試してみて、「おー、ほんとに勝手にブリッピングしてるー」というのが実感できて楽しかったです。減速とシフトダウンが安心になりますね。
S1000RRに乗っている人は周りにわりといますが、たしかにこれだけ至れり尽くせりなら、乗る人が多いのもわかるなー、と感じました。

SUZUKI GSX-R1000 2007年モデル


エバグリに行ったときに、お友達の代田さんに乗せてもらいました。
走りだした瞬間から「なにこれ、すげー楽しい、超楽しい」というのが感じられました。
全体的にバランスが非常にとれたバイクなのだと思います。
コンパクトで乗りやすく、前傾もほどよくて、加速も非常によく、コーナーも綺麗に曲がれる。
2007年でこの完成度はすごいなスズキ、と思いました。これはいいです。
GSX-R1000は乗ってる人が非常に多いですが、これはたしかにほしくなります。

KAWASAKI ZX-10R 2013年モデル


代田さんたちとエバグリに行ったときに会った、初対面のメーカーさんに乗せてもらいました。
これも走りだした瞬間から「やばい、これはやばい、超たのしい」となっていました。10Rは非常にパワフルで、官能的な加速をしますね。これは中毒性があります。
一家に一台ほしくなるバイクです。

おわりに
まだ乗っていないスーパースポーツは、いくつかあります。
パニガーレはどこで乗れるかわからないですが、機会があれば乗ってみたいですねぇ。250ccみたいな軽さなのに加速がすごいと聞いています。
DAYTONA 675は生産終了してしまったので、公式の試乗会は期待薄です。
RSV4はよく試乗会があるので、今度機会があったら乗ってみます。

ちなみに、一番好きなのはR1ですが、ZX-10RとGSX-R1000は同じくらい楽しかったです。スーパースポーツと呼ばれるジャンルですが、メーカーごとに乗り味も特徴も全然違うので、乗り比べてみるのは楽しいです。
スーパースポーツには「バイクの楽しさ」が詰め込まれています。メーカー最高のバイクに乗ることは、人類が現時点で到達している最高の技術に触れることでもあるので、最先端技術というものが好きな人もまた、スーパースポーツに乗ってみるといいと思います。

YZF-R1 2013年モデル 装備まとめ

YZF-R1 (2013)のカスタマイズ、およびバイク用品揃えもだいたい落ち着いたので、まとめておこうと思います。


バイクのカスタム
クレバーウルフのカーボンフレームカバー (綾織)
クレバーウルフのマフラーヒートガード (綾織, 右側)


低温火傷の熱対策です。

クレバーウルフのタンクプロテクター (綾織)


ジャケットのファスナーや、ウエストバッグの留め具などによってタンクが傷つくのを防止しています。ついでにここにステッカーをペタペタ貼ってます。

カーナビのマウントには、DAYTONAのマルチバーホルダー ショートロータイプと、DAYTONAのマルチバーホルダーステムマウントキットを使用しています。

DAYTONAのフェンダーレスキット


ドレスアップのために、フェンダーレスにしてます。ついでにリアウインカーは、純正のLEDウインカーにしてます。

ポジションウインカー
フロントウインカーは、前所有者が埋込み型のを付けていましたが、それだと車検が通りません。しかし、車検が通るカッコいいフロントウインカーというのは見つけられなかったので、ポジションライトをウインカーにしました。



埋込み型のフロントウインカーも残してあります。これで無事に車検が通りました。
ポジションウインカーもLEDです。

アコサットのクラッチレバー


大型バイクはクラッチレバーが重いので、軽いレバーに変えてあります。

ZERO GRAVITYのスクリーン


やはり、スクリーンは黒がいいですね。アクションカメラをマウントする選択肢が狭くなりますが・・・。

STOMPGRIPのトラクションパッド (クリア)


このイボイボはとてもいいです。ほぼ自動的にニーグリップできるので、太ももに力をいれる必要があまりなくなります。今までは革パンツを履いていたため元々ニーグリップしやすかったのですが、普段着のパンツを履いたり、レインパンツを履いたりするときにニーグリップがしにくくて、これを付けました。
費用対効果が非常に高いです。
よく「ジーパンだとこのイボイボは痛い」という話を聞きますが、インナーパンツを履いてるおかげか、痛いと感じたことはないです。

消耗品パーツ
BRIDGESTONE BATTLAX T30 (フロント, リア)


タイヤは、スポーツツーリングタイヤにしています。T30は、スポーツ寄りのツーリングタイヤになっていて、ライフが長く、雨に強く、温度依存が少なく、接地感がすごくあるので、気に入っています。
私は年間15,000kmほどは走るので、ライフの短いハイグリップタイヤはスタイルに合わなそう、という理由からスポーツツーリングタイヤにしています。
いまこのタイヤを履いてから12,000km走りましたが、まだまだ溝が残っています。
おそらく次も、この後継タイヤを履くことになると思います。

YAMALUBE プレミアムシンセティック

エンジンオイルは、YAMALUBEのPREMIUMです。

ツーリンググッズ
ROUGH&ROADのSSテールバッグ

シートバッグです。容量はそれほど大きくありませんが、荷物を工夫して、このバッグだけで3泊4日のロングツーリングに行けました。
バッグが前にずれてこないようにする仕組みが備わっているので、ライディングの邪魔になりません。
ちなみに、その3泊4日の荷物はこんな感じです。


左が荷物、右がバッグです。荷物は上から、レインウェア(500mlペットボトルサイズ)、着替え(クシタニのインナーウェアの入れ物に押し込めました)、防寒具(グローブ、インナー)。時期はゴールデンウィークです。

MotoFizzのサイドバッグGT




長距離ツーリングのためにサイドバッグを買いました。今のところシートバッグだけで足りているので、まだ長距離ツーリングには使っていません。
付けて試走はしました。空気抵抗が増えるので、ちょっと乗りにくいかもしれません。
R1はセンターアップマフラーであるため、内側が窪んでいるサイドバッグを選ぶ必要があります。私は純正マフラーのため、ヒートガードがあるので、マフラーの熱でバッグが溶けてしまう心配はありません。

バイクウェア
クシタニのレイジャケット
HYODのスマートレザーパンツ


襟付きのジャケットが好きなので、クシタニのレイジャケットを着ています。防風ジャケットなので、風は全然通さないです。(夏は暑そう・・・) 撥水効果はありますが、防水ではありません。

HYODのスマートレザーパンツは、バイクの低温火傷への対策です。いちおう防水なので、小雨程度ならレインパンツを履く必要はないので、楽でいいです。

その他、夏用に
HYODのSTJ304D メッシュジャケット

冬用に
クシタニのウィンターレイジャケット


クシタニのホワイトグースダウンジャケット


などがあります。

グローブは、クシタニのハイメッシュグローブ


手のひら側が革でグリップが握りやすくて滑らず、手の甲側がメッシュになっていて涼しいです。

ライディングシューズは、elfのSynthese 14


防水効果が高く、履きやすいです。もう2回くらい買い換えています。しかし、熱がこもりやすいので、別なシューズに買い換え時かなーと考えています。2011年のシューズですしね。

レインウェアは、ROUGH&ROADのコンパクトレインスーツ
スーパースポーツバイクのため、荷物はできるだけ減らしたいので、一番小さいレインウェアにしました。500mlのペットボトルサイズです。これまで使用していたレインウェアは、シートバッグの大半のスペースをとっていましたが、これは非常に省スペースです。
風通しがよくて透湿なので、雨のなかでもけっこう快適です。少々バタつくので、ワンサイズ小さいのを選択してもよかったかもしれません。

おわりに
YZF-R1 (2013)のカスタムパーツ、ツーリンググッズ、ウェアなどをまとめてみました。歴史を振り返れるようにすることがひとつの目的です。また、この情報がどなたかの参考になれば幸いです。