2013年12月30日月曜日

2013年まとめ

忘れないうちに今年のまとめ的なことを、こっちにも書いておこうかな。

今年はまず、プログラミングの書籍を2冊出版しました。どちらも単著でなく共著なのが、私の誇るべき点です。複数人の動機ある人を集め、書籍の執筆に関わる人材を増やしました。内部レビューをしっかりやったおかげで、書籍の評判も上々です。共に完成までがんばってくれた、共著者とレビュアーには、感謝してもしきれません。

今年はバイクの免許をとりました。中型免許です。Ninja 400Rに乗って、すけさんといろんなところを旅しました。おかげでかなりストレス発散になりました。

10月で終わりましたが、去年に引き続き英会話教室に通っていました。本とかcpprefjpとかあって、英語の自主勉強が全然できなくてあまりレベルアップはできなかったですが、多くの刺激をもらいました。いろいろ落ち着いてきたら、また通いたいですね。

今年の目標だった「なんでも自分でやり過ぎない」は、わりと達成できた感じがします。本は共著者やレビュアーさんにかなりいろいろ動いてもらったし、cpprefjpも体制づくりができてきました。勉強会後の懇親会とかお店探しがけっこう負担だったので、あんどちんさんや西山さんにおまかせしました。
みんなのおかげで、自分が注力すべきより本質的なことに集中できたと思います。

あとは、若手プログラマを育成する仕事がすごい楽しいです。みんなモチベーションに溢れていて、教えたことは次の日には実践するし、プログラムだけじゃなくチームの在り方やプロジェクトマネジメントも自分から積極的に学んで、自分たちからチームに提案を行ってくれています。
教え子が、今年の締め日に「この育成プロジェクトに参加している我々の使命」というのを自分で考えて発表&共有してくれたのもうれしかったです。
学校では教えてくれない、プロになってから必要なことをいろいろ教えていて、普段の仕事の中に「学び」のサイクルを入れる体制づくりとして始めた今の仕事ですが、すでに自分たちで勝手に成長する体制ができつつあります。
楽しいなー。来年も、有望な人材を育成していきたいなーと思います。

他にもいろいろあったと思うけど、それはまた思い出したら!
まだ早いけど、来年もまたよろしくお願いします!

2013年11月27日水曜日

マルチパラダイムデザイン

クラスや関数を設計するにあたって、「共通性」と「可変性」というものを分析する必要がある。

共通性(commonality)とは、あらゆる目的に同じ使い方ができる性質。
可変性(variability)とは、状況によって使い方が変わる性質。

これらを分析し、可変性を何らかの形でパラメータ化できれば、あらゆる目的に再利用可能なクラス・関数を設計できる。
書籍『マルチパラダイムデザイン』は、共通性と可変性の分析、設計、実装方法の解説に一冊を使っている。
これは設計の非常に重要な考え方なので、プログラマのみなさんには、ぜひ買って読んでもらいたい(ただし絶版)。

合わせて読みたい:
マルチパラダイムデザインに欠けているもの - Cry's Diary
Boost.Polygon.Voronoiライブラリを例に、堅牢かつ効率的多倍精度アルゴリズムの設計について


2013年11月23日土曜日

言語は思考を規定する

「言語は思考を規定する」

これは日本語や英語のような自然言語に対して言われた言葉ですが、プログラミング言語にも当てはまります。
私たちは普段自分が使っている言語で思考しているため、長く使っていると思考がその言語の常識範囲で規定されてしまいます。これは考えが偏ってしまう原因になるので、1年に1言語くらいは何か学ぶといいと思います。
似たような言語ばかりやっていても得られるものは多くないので、全然違う考え方の言語にするとなおよいです。

頭がやわらかいうちに、パラダイムシフトをどんどん経験しましょう。

普段C系言語を使っている人にお勧めの言語は、Haskell、Scala、Erlang、Ruby、Schemeあたりですね。
また、それらの言語の設計思想にも触れるとおもしろいですよ。『C++の設計と進化(a.k.a. D&E)』、『Masterminds of Programming (のHaskell、UML、SQL、Forth、AWK、C#、Perl)』、『Coders at Work (のHaskellとErlang)』あたりがとてもおもしろいのでオススメです。


2013年11月18日月曜日

Welcome broken Japanese

そういえば、長野に行ったとき、おもしろいことがありました。
Twitterに「長野さむい!」と書いたら、「温度は何ですか?」と知らない人からメンションがありました。びみょうにへんな日本語だなーと思いつつ何度かやりとりして、あとでその人のプロフィールを見たら、GCCという世界的に有名なオープンソースプロジェクトの開発者で、チェコ人でした。

https://twitter.com/cpp_akira/status/381541917273509888


「世界は壊れた英語でつながっている」
というようなことはよく言われていて、私自身も海外のオープンソースプロジェクトに拙い英語で参加しています。
しかしその逆に、英語ネイティブな人が拙い日本語で活動してるのはあまり見ません。私のブログにもたまに「おもしろそうな記事だね!英語で書いてほしい!」みたいな趣旨のコメントを英語でもらいますが、英語圏からの歩み寄りももっとあっていいんじゃないかと思います。

今回その歩み寄りの一つを体験でき、こういうのが増えてくれるといいなーと思いました。
壊れた日本語歓迎です。


参照:
Japanese for Programmers
Boost開発者MLに初投稿 - Faith and Brave - C++で遊ぼう
酷い英語をもっとお願いします

2013年11月11日月曜日

C++ポケットリファレンスの打ち上げをしました

2013/11/10(日)

5月に出版した書籍『C++ポケットリファレンス』の打ち上げをしました。


趣旨としては、お世話になったレビュアーさんたちに肉を奢ろう!ということで、渋谷でしゃぶしゃぶとすき焼きを食べに行きました。
なにげに、執筆が始まってから著者全員が集まることはなかったので、初の全員集合でした。

何度も会ってるメンバなので真新しい話はとくになかったですが、きちんとした形で打ち上げができてよかったです。C++ポケリもコミュニティも、私たちの情報発信もこれで終わりではないので、またちょくちょく成果を出して打ち上げしてーを何度でもやっていきましょう!
今回来れなかった方々も、また別の機会に!

プログラミングをはじめて10年目です

プログラミングを独習するには10年かかる

そういえば、今年で10年目かな。
10年かかるプログラミングレベルがどこなのか、というのが「特定領域で最大のパフォーマンスを発揮する」だとしたら、5年目くらいには本書いてたのでどうなんだろうなーという感じはする。
しかし幅も深さも広くて際限がないのがプログラミングなので、仮に10年勉強したとしても、仮に特定領域で最高の技術を身に付けたとしても、自分を常に成長させることを止めないのが最も大事なことだと思います。

2013年10月31日木曜日

ビーナスラインを走ってきた

9月22日(日)

すけさんと、長野のビーナスラインを走りに行ってきました。
初の長野県でございます。

朝5時に出発し、9時か10時くらいにはビーナスラインにいました。


寒かったですが、高原の中を走るのはすごい気持よかったですね。


ビーナスラインを抜けた先にある、白樺湖です。


美ヶ原美術館の駐車場。
美術館には行かず、休憩してました。バイクいっぱいいた!

そのあとはもう行くところがなかったので、宿の近くに何かないかなーと調べたら、龍神の滝というのがあったので行ってみました。


小さい滝でしたが、目の前まで行けました。
そのあとは、近くの宿で一泊。


9月23日(月)
この日は、岐阜県にある世界遺産、白川郷まで行ってきました。


今となってはめずらしい、茅葺屋根の家がたくさんあるところです。
しかし、私の父の実家が茅葺屋根だったので、あまりめずらしくはなかったという。
でもいいところです。


展望台から、白川郷を一望できます。

ここからはひたすら帰宅コースです。
来た道を戻って長野に入り、中央道を通って帰ってきました。

白川郷は何度も行くところじゃないので、来る機会はもうあまりないと思いますが、来れてよかったです。
ビーナスラインも楽しかったので、また行きたいですね!

2013年10月28日月曜日

ツインリンクもてぎに行ってきた

さぼっていたツーリング日記を書きます。

9月14日(土)
お盆に帰省して以来、1ヶ月くらいバイクに乗ってなかったので、どっか行こうかーということで、すけさんとツインリンクもてぎに行ってきました。
目的としては、HONDAの博物館を見たい、というものです。

朝は守谷SAで待ち合わせ。
その後いくつかのサービスエリアで休憩し、赤いFZ-1のお姉さんと話したりしつつ、ツインリンクもてぎに着きました。

ゴーカートに乗りました!


正面に写ってるのが私です。
Gがすごくて、脳がぐわんぐわん揺れました。
おもしろいけどけっこうきつい!


HONDAの博物館!
昔のバイクやレースカーなんかがたくさん展示されていました。



我が青春のモトコンポもありました。(小学校の頃、うちの駐車場で乗ってた。)

ASIMOがいた!

ASIMOのショーもやっていて、すごいはしゃいで見てました。
最近のASIMOは走るんですよ!

サーキットを一望できる道を通って帰りました。

いやー、サーキットって広いんですねぇ。

2013年10月14日月曜日

閃の軌跡終わった!のでネタバレ感想を書きます。

『閃の軌跡』クリアしました!
いつもながら素晴らしい作品でした。安心のファルコムクォリティです。

まず、『碧の軌跡』から一転して、いきなり近代的なバリバリの3D RPGになったからビックリしましたね。誰もがそう感じたと思います。
突然の技術転換で、中途半端な作品になるんじゃないかと3%くらい不安に思っていましたが、杞憂でした。そんな心配は全くありませんでした。
初回特典のビジュアルブックにもあったように、エキストラのキャラクターまで深く設定が決められていて、隅から隅まで愛のこもった作品になっていて、とてもすばらしかったです。




さて、ここからネタバレ込みで感想を書いていきます。宣言したので、ネタバレを見ても怒らないでください。

まず、『碧の軌跡』ほどの盛り上がりではありませんでしたね。それは物語が始まった段階から予測はできていて、「あ、これは1作じゃ終わらないな」と早い段階でわかりました。『閃の軌跡』は、帝国を舞台とした物語の序章にすぎないのです。なので、どこを落とし所にするんだろうー?というのをわくわくしながらプレイしていました。
6章までは、主人公たちの成長を見守りつつ、いい話だなーと思いながらプレイしていて、でもCは生きてるんだろうなー。そして鉄血宰相が撃たれて終わるんだろうなーと予想しながら進めていました。
そして最終章ですよ!またやってくれましたよ意外な黒幕!!意外な展開!!わからないよー!(歓喜) 最高です!!

途中からゲームがゼノギアスになりました!ロボット戦です。
これは『空の軌跡』をやってた頃から、そのうちそうなるんだろうなーとは思っていたので、それ自体は意外ではないです。どのタイミングでどういう形でそうなるかだけが重要です。結社製のロボットを奪うんだろうなーと思っていたらそんなことはなく、古くから伝承のあるロボットという設定で出てきてくれました。熱いぜ!
そしてロボット戦だと、殴る切る撃つくらいしかないと思っていたら、さすが伝承のロボットだけあって、奥の手まであってすばらしいですね。

物語は、ロボット戦をやって敗北離脱して終わりだったので、今後の展開がものすごく気になります。スタッフロールが終わって、タイトル画面に戻って、「え、ほんとに続きがまだないの?」と20分くらい画面を眺めていました。これでまた2年くらい待つのは、きっついですねぇ。待ち遠しくて仕方ないです!ハリー!ハリー!
時系列的に、碧の軌跡と同タイミングで終わったので、きっと次作は零/碧のキャラクターたちと何らかの接点を持ちつつ、仲間と再会して彼らもロボットを手に入れたりしつつ、熱い展開で結社たちと戦っていくのでしょうね。悶々と想像を膨らませつつ、次作を楽しみに待つことにします。
おもしろかった!

2013年10月3日木曜日

最近おもしろいマンガ

たまにTwitterでゲームの話をすると、「え、あのC++の人、ゲームとかするんだ」とか言われるのです。わたしこれでも年がら年中プログラムばっかりいじってるわけじゃないのですよ。むしろ最近ゲーム作ってるですよ。
何か変な心配をされそうなので、たまにはプログラムとか一切関係ないマンガの話でもします。

ブレイクブレイド
超オススメです。ロマンを感じる。

銀の匙
オススメです。大切なことを教えてくれます。

キングダム
マジでオススメです。中国の戦争ものは初めて読んだけど、これは熱い。

獣の奏者
オススメです。ファンタジーしててとてもいいです。

テラフォーマーズ
オススメはしないけどマジでおもしろいです。この人文章力めっちゃ高い。

推奨の心構え

人に何かを推奨するときは、「知らないと損するよ」ではなく、「知ると得するよ」と言いたい。無知は罪ではない。知らないことは知ればいいだけだ。みんなそうしてきた。
人に古くて汚いものを捨てさせたいときは、「こんなもん使うな」ではなく、より良いものを提示して推奨したい。使っていることを恥じさせるのはよくない。

人はなぜネガティブな方に走りたがるのか。いろいろ言説はあって、たとえば英語でも日本語でも、ポジティブな感情を表現する単語よりも、ネガティブな感情を表現する単語の方が圧倒的に多く、まるで人類の歴史が罵倒とともに成長してきたかのような辞書ができてしまっている、というのもある。
どちらにしても、ネガティブな性格というのは、先天的な人間の性質ではなく、後天的に変えていけるものだ。気づいたら教えてあげればいいし、私がそうなっていたら教えてほしい。無自覚にそうしている場合もきっとあるから。


2013年9月21日土曜日

昨日買ってきた本

昨日買ってきた本の紹介。まだ1ページたりとも読んでいないので、動機について。

伝わる!文章力が身につく本
ぼくはすでに数冊本を書いていて、ブログも毎日書いて、雑誌にも記事を書いて、普段からいろんな人たちと議論してるおかげで、偏らない考えで、誤解なく相手に伝える文章というのを、わりと書けるようになってきました。
しかし、長い文章を最後まで一気に読ませる力といったものは持ち合わせていないので、そろそろ文章の書き方を勉強しようかと思ったのでした。


ワールド・カフェをやろう!
結論を出さないディスカッション手法というので、「ワールド・カフェ」というものがあります。とにかくいろんな人と意見を交わし、自分の考えを成長させたり、コラボレーションを生み出したりするのが目標にあります。
以前、ベンチャー・カフェというイベントで数回このディスカッション手法を体験し、ものすごくおもしろかったので、ぼくが主催するBoost.勉強会でも、一度やってみたことがあります。結果としてすごい好評だったので今後もたまにやっていこうと思っています。なので、もうちょっと深く知ってみようかなーくらいの軽い気持ちで買ってきました。


プロジェクトマネジメントを勉強しています

最近はプロジェクトマネジメントを真面目に勉強しています。
やはり、正しい方法論を知らないと多かれ少なかれ失敗して、素人の手探り状態でプロジェクトを運営していくことになるので、これはさすがにいかんな、と思ったのです。

プロジェクトは、完了しただけでも、売れただけでも大成功にはなりません。
誰も残業せず、誰も休日出勤せず、誰も犠牲にならない、そこまでやって始めて大成功です。

最近は書籍『アジャイルサムライ』で、アジャイル開発を学んでいましたが、どういう開発手法をとるにしても大事な、普遍的な開発手法もあります。

まず、残業を禁止しましょう。遅れてきたら残業や休日出勤で取り戻すようではいけません。残業を禁止して、かつ「スケジュールは守ってね」とすることで、効率化の改善案が内側から自然に起きてきます。それでもはみ出るものだけ、プロジェクトとして対策を考えましょう。

マイルストーンも大事です。スタートとゴールだけが決まっているプロジェクトは、必ず失敗します。前半に小さな遅れや手戻りが発生し、後半に必ずしわ寄せが来るからです。
スケジュールを、小さな目標(期間)のシーケンスに分割しましょう。直近の目標があれば、全体のパフォーマンスが自然に上がります。

ほかにもいろいろありますが、一つ大事なことがあるとすれば、それは「マネージャだけがプロジェクト管理手法を知ってるだけでは失敗する」ということです。プロジェクトに関係するあらゆる人が納得した上で、皆が継続の意志と目標意識を持ってプロジェクトを進めていくことが大事です。
だから、プログラマだから、デザイナだから、一メンバに過ぎないからという理由で、プロジェクト管理を学ぶことを、どうか他人任せにしないでください。

完璧にうまく行ってるプロジェクトなんて、きっとほとんどありません。皆どこかで小さい失敗をしています。私たち一人ひとりが改善意識を持てば、きっと今日を超えてより良い明日を作り出せます。

2013年9月18日水曜日

RANLUXについて考えていた

RANLUX乱数生成法の特徴に、「異なるシードのジェネレータ間では、乱数列が重複しないことが数学的に保証されている」というのがあって、それをどうやって検証しようかと考えていた。

RANLUXは乱数の周期が2の171乗あるから、その長さの数列を1億個くらいのシードのバリエーションで作って比較すれば検証できるけど、1ヶ月くらい計算が終わりそうにない(並列化して、かつメモリ節約のために乱数列を一方向ハッシュ関数でハッシュ化すれば、ある程度改善が見込める)。
なのでこういう場合にはブルートフォース的な総当たりは向いていなくて、Coqのような定理証明系言語を使うのが適切なんだろうなーと思った。

2013年8月26日月曜日

帰省日記

書くのをすっかり忘れていた、帰省日記です。

2013/08/15(木)

午前中は、お墓参りに行ってた。
午後からは、私、すけさん、克彦、さっとくん、祐くんの5人で岩手までツーリング。祐くんは、レンタルバイクのために仙台まで行って戻ってきて合流。



合流地点のコンビニで待機中。

第一目的地は、「大佐」という名前のバス停。祐くんのあだ名が大佐なので、そこで写真を撮ろう!とのこと。

すぐそこだった!

第2目的地は、一関市にある厳美渓(げんびけい)というところ。
ここで団子を食べよう!とのこと。
着いた!
近所にこんなところがあったなんて、今まで知らなかった!

かっこうだんご、というものだそうです。
すごいおいしかった!

この団子は、ワイヤーロープでお店から渓谷の方まで運ばれます。


さて、ここから最後の目的地、栗駒山に行きます。

山の中腹くらいで一旦休憩。駐車場と水汲み場があります。
この後、山の上の方にある「須川温泉 栗駒山荘」でしばし休憩。ここはもう秋田県!秋田は初めて来たかもしれない。露天風呂がなかなかよかったです。

ここから帰り道です。来た道を戻らず、そのまま進んで花山の方を通って帰ってきました。佐沼に入ったあたりで解散。
みんなはそのままラーメンを食べにいったけど、私はこのあと突発的な高校の同級会に行ってきました。

去年の夏に会ったばかりなので、久しぶりという感じがあまりしない!
集まったのは6人。自分と遅れてきたもう一人以外は全員結婚してるので、話題が話題がーー、という感じでした。


2013/08/16(金)
この日は夜にすけさん、克彦、貴裕と飲みに行くことになってた。昼間はみんな昨日の疲れで寝てたらしいので、一人でバイクでぶらぶらしてました。
登米町の町を通って橋を渡って北上川沿いを米谷まで行ったり、兵糧山の蓮祭りに行って今年は雨で蓮だめだーということになってたりしつつ、手頃なワインディングスポットを見つけてワインディングの練習をしてたり。

夜はお酒が入るので、お酒を飲まない克彦に、車で送迎してもらいました。
みんなお疲れのご様子で、ぐったりしてましたね。飲み会のあとはカラオケ。

そして最終日へ。


2013/08/17(土)
帰省最終日!
あまりやることもないので、克彦と石巻までパシフィック・リムを見に行ってました。
日本ぽい雰囲気があるアメリカ風ロボット映画で、なかなかよかった。

もっとこう、必殺技!って感じの必殺技があるとなおよかったですが、殴り合いで終始行くのはアメリカだなーと感じました。

佐沼に戻って、克彦んちで少し話してお別れ。


2013/08/18(日)
午前3時30分に実家を出発して、高速道路に向かう途中のコンビニですけさんと待ち合わせ。
行きは午前1時30分出発だったのだけど、すけさんが「暗いと力が半減する・・・」ということで明け方くらいの出発になりました。

ここからは行きよりも休憩を少なくして行ったおかげで、行きが9時間くらいかかったのに対し、帰りは7時間くらいで横浜まで着きました。
帰りは首都高使わないぞー、と意気込んでいましたが、信号待ちと暑さがイヤになって、結局途中から首都高で帰ったという。


短めの休暇でしたが、いろいろ遊びにいけて、堪能しました!

2013年8月15日木曜日

バイクで帰省しました!

2013/08/14(水)

バイクで横浜から宮城まで帰省しました!

深夜1時30分くらいに家を出発して、東北自動車道の蓮田サービスエリアですけさんと合流。そこからひたすら高速道路をまっすぐ走ってきました。
宮城の実家に着いたのは、11時前くらいでした。

470kmもよく走ったなー。
寝ないで来たので、実家についてから4時間ほど寝ました。

途中、最後の休憩ポイントだった長者原サービスエリアに停まっていた、FAZER 8というバイクが、めちゃめちゃカッコ良かったです。800ccなので今は手が出ないですが、あれほしいなー。目の上に付いてるマークと金色のパイプが、最高にカッコイイです!

YAMAHA FAZER8

ぼくのNinja 400RをFAZER 8風に魔改造でもしようかと…。


木曜は、すけさん、克彦、さっとくん、祐くんとぼくの5人で、一関までツーリングに行ってくる予定です。せっかくバイクで帰ってきたので、ツーリングしないとね!
日曜日くらいに横浜に戻る予定です。

2013年8月8日木曜日

ヒューマンエラーとの戦い

以前、熱帯夜の眠れない夜に、Facebookに殴り書きしたテキスト。埋もれそうなので、こちらにも転載しておきます。

==

「人間とは間違う生き物だ」

 という基本的な考えのもとに、我々プログラマはヒューマンエラーが起きうる分野に対して、コンピュータによる自動化をしてるわけです。自動化漏れや自動化が難しいものに対しては、人間がやるなら間違っても仕方ない、という許容の文化を構築することがより良い選択です。
 しかしながら、自分という一個人に対してだけなら、ヒューマンエラーを減らす方法はいくつかあります。

 たとえば論理思考を身に付けること。系統立ててよく考えてから行動する。これによって、いわゆる配慮不足による凡ミスが減ります。

 たとえば自分に言い訳不能のルールを設定すること。人間は誘惑に負ける生き物なので、楽な方に動いてしまい、本来やるべきことを後回しにしたり、よくあることだとダイエットが失敗したりするわけです。これは、ルール設定が甘いから、という原因が多分に含まれます。なので、たとえばダイエットだったら「1週間に一度間食をしても良い」というルール設定にすると、自分に言い訳させてしまう隙間ができるので失敗します。「今日は...(何か特別なこと、しかし特別ではない)...だから間食してもいいよね」。自分に言い訳させないルールはたとえば「二度と間食しない」のようなものです。これで自分に言い訳を許す隙がなくなります。

 たとえば、プロセスでカバーすること。私は家を出るとき財布を忘れないための措置として、家の鍵を財布に入れています。つまり、財布がないと家から出かけられないのです。このように、ルールでもまだカバーできないものは、プロセスでカバーできます。

 しかし、こんなことばっかりやってると人間らしくなくなってくるので、たまには人間らしく本能に身を任せるといいと思います。身も蓋もない・・・。寝ろ自分。

2013年8月7日水曜日

日光へ

すけさんと2人で、日光まで行ってきました。
目的地は、東洋のナイアガラと呼ばれている、吹割の滝です。

夏休みシーズンだったせいか、関越自動車道がものすごい渋滞でした。朝8時に横浜を出発して、吹割の滝に着いたのが16時くらいという、とても長い道のりでした。



吹割の滝!群馬県でございます。
すごい迫力でした!

一歩足を踏み外すと死んでしまうような滝の川沿いの細い道を歩いて行くルートがありますが、まじで怖いっす。しかし、ここまで来た甲斐はあったなーというくらい、滝を堪能できました。

そのあとは帰宅ルートです。日光いろは坂を通って帰ろうということで、国道120号線、通称「日本ロマンチック街道」を通って日光いろは坂に向かいました。

この日本ロマンチック街道は、最初は「なんだよロマンチックってw」と全然期待していなかったのですが、走ってみたら本当にすばらしい道でした。
吹割の滝から日光いろは坂まで、56kmの一本道で、適度な左右カーブ、舗装が行き届いた走りやすい道、湖の周りを走る景色のいい道、等々走っていて非常に気持のいい道でした。
途中、鹿の親子3頭が道を横切っていきました。野生の鹿を初めて見た!
日本ロマンチック街道は、ほんとにロマンに溢れていました。ぜひまた走ってみたいですね。

ちなみにこの「日本ロマンチック街道」は、群馬と栃木の、いろいろな道に付けられた通称のようで、今回走ったのは120号線。ほかにもいっぱいあるそうです。くわしくはWikipedia参照:





走っていたら、華厳の滝がありました!
栃木県の日光でございます。

華厳の滝に来たのは、小学校のときの家族旅行以来かな。
このとき18時くらいで、暗くなる直前くらいだったので、さらっと見てすぐに撤収してきました。

華厳の滝から日光いろは坂へ。
富士山にあったような、下りのヘアピンカーブのものすごい連続でしたが、1.5車線分の一方通行なので、けっこう走りやすかったです。

ここから、東北自動車道経由で帰ってきました。横浜の自宅に着いたのが23時くらい!
この日はだいたい、450kmくらい走りました。長い旅でしたが、楽しいところだったのでまた行きたいですね!

2013年8月1日木曜日

零の軌跡、碧の軌跡

最近、PSPで零の軌跡と碧の軌跡をプレイしていて、昨日クリアしました。
最高でした!!

さすがに時効だと思うので、ネタバレ気にせず書きます。

零の軌跡と碧の軌跡は、空の軌跡の続編で、世界観が同じで別な場所の話です。
空の軌跡は、リベールという一つの国の中で、複数の街を徒歩や飛行艇で移動していましたが、零と碧はクロスベルという自治州で、空の軌跡のときより舞台がだいぶ小さいです。拠点となる街が一つあって、小さい村が2つといくつかの出張場所がある程度です。
こういう拠点をベースに小さな世界を動きまわるRPGは、たいてい話のスケールが小さくておもしろくないのですが、零と碧の軌跡は、シナリオがうますぎて十分すぎるほど楽しめました。
さすが安定のファルコムクォリティだと思いました!!

序盤はいつものように、10分もプレイすれば眠くなるくらいの展開なのですが、徐々に徐々におもしろさが上昇していきます。零の軌跡のオークションイベントなどは本当にすばらしくて、ハラハラドキドキしました。あー、ロールプレイングしてるなーという感じがとてもして、すごくよかったです。
そしてシリーズ中恒例になっている、意外な黒幕!!これも主人公たちと同時にしか黒幕が判明しない、すばらしい展開だったと思います。
もう軌跡シリーズでは、「黒幕は一般人!!」と言い切っていいんじゃないかなと思いました。

サブイベントで釣りしてた兄ちゃんがなんでラスボスなんだよおおおお!わかるかこんちくしょおおお(歓喜)

両作とも、終わり方もすばらしかったです。今から閃の奇跡が楽しみでしょうがないです!


2013年7月27日土曜日

頭がぺしゃーんとならないAirhead

最近、Airheadというのを買いました。
バイクのヘルメットに付けるもので、頭がぺしゃーんとなるのを防いでくれるものです。


ヘルメットに付けると、こんな感じです:


カチっとはめるものではなく、ぽんと置いてる感じですが、ズレたり落ちたりはしないです。
頭がぺしゃーんとなるのは、頭に汗をかくのが原因らしいので、頭とヘルメットの底の間に空気の層を作る、というのがAirheadのアプローチです。

実際真夏に2回ほど(どっちも10時間くらい)運転しましたが、たしかにぺしゃーんとなりませんでした。

1センチくらい頭が浮くので、ヘルメットをかぶるのに多少違和感はあります。1サイズ大きいヘルメットを買っておくといいかもしれません。ヘルメットの安全性が若干落ちそうな気がしないでもないですが、とりあえず夏の間はこれがあると快適でいいですね。

ヘルメットをかぶったら見えませんが、カラーはいろいろあります。

ヘルメット用ベンチレーションライナー エアーヘッド キャンディ - Amazon.co.jp
ヘルメット用ベンチレーションライナー エアーヘッド CHEQUERED - バイクブロス


2013年7月20日土曜日

箱根へ

2013/07/20(土)

何か毎週ツーリングに行ってる気がするぞ。
宮城から克彦がやってくるということで、よっしゃツーリング行こうぜ!ということになりました。
どこがいいかなーと相談した結果、箱根になりました。

ルートは、以下の通り:
  1. 東名高速 海老名サービスエリア(下り)で待ち合わせ
  2. 西湖バイパスで海沿いを走って、高府津サービスエリアで小休憩
  3. 箱根でお昼ごはん
  4. 箱根峠を通って芦ノ湖
  5. 芦ノ湖スカイラインで北上
  6. 大涌谷で黒たまごを食べる!
  7. 箱根に戻って日帰り温泉
  8. 東名高速で一気に海老名サービスエリア(上り)まで行って休憩
  9. 高速を降りて焼肉!
  10. 解散!



高府津SA。
すごくカッコイイ、青いバイクにまたがる克彦くん。
それはわたくしのNinja 400Rでございます。




大涌谷で黒たまご。温泉たまごです。
ふつうのゆでたまごとは、ちょっと味が違っておいしかったです。



 黒たまご記念にパシャリ。



大涌谷から箱根に戻る途中で記念写真。
そして最大のイベント、温泉へ!・・・

すごいぐったりしてるよ、この人たち。
温泉は、大平台温泉組合 姫之湯、というところです。

小さいお風呂がひとつだけあって、ほぼ源泉のままということで、水温が44度もありました。熱すぎて長時間つかってられないw
しかもこれで「今日は寒いからぬるいんですよねぇ」とか言われるのですよ。普段は45度あるそうです。むりむりw

ここから帰路に着き、海老名SAで再び休憩してから、高速を降りて焼肉を食べて帰ってきました!
いやー、よく走ったなー。

三浦半島へ

2013年07月初旬

奥多摩が遠かったから今回は近場にしよう、ということで、すけさんと三浦半島に行ってきました。
三浦半島は八景島のすぐ横あたりなので、うちから40〜50分くらいです。
三浦半島の最南端に行って、そのまま城ヶ島に入っちゃおうという計画。

城ヶ島!
三浦半島は、海岸沿いを走って来なかったせいか、半島を走ってる感がとくになかったです。一気に城ヶ島まで行っちゃいました。



城ヶ島公園にある、最南端の灯台。
波がばっしゃーんとぶつかってくる、本当にぎりぎりのところに立っていて、なかなか怖かった。

この日の気温は35度くらいあって、バイクで走ってても全然涼しくなくてしんどかったので、帰りは高速道路を使って帰りました。


城ヶ島公園の出口で記念撮影!

奥多摩へ

2013年07月初旬

すけさんと奥多摩へ。
今回は道を走りにいくのではなく、目的地ベースで考えようということで、渓流釣りにしました。

奥多摩の、大丹波川国際虹マス釣場というところに行きました。

こんなところでした。

釣った虹ますは、あとでスタッフがおいしくいただきました。
そのあとは、奥多摩周遊道路に行ってみました。

奥多摩湖。すごく大きい。


奥多摩周遊道路の途中で休憩しつつパシャリ。今回すけさんは、CBR 250で来ていました。

奥多摩は、噂どおり「ここは本当に東京か!」というくらい山!という感じで、道もおもしろくてよかったです。
しかし帰り道はとても遠く、横浜まで帰るのに2時間30分くらいかかりました。

2013年7月2日火曜日

伊豆へ

2013/06/27(木)

一週間の休暇だったので、梅雨ですがすけさんとバイクで伊豆に行ってきました。

朝は、東名高速の海老名サービスエリアで待ち合わせ。
納車日以来の高速道路でしたが、今回はそんなに怖くなかったです。横風もなかったし、そこそこスピードにも慣れてきたかな。

今回は、目的地があるわけではなく、伊豆スカイラインという道を走るのが目的です。
行きは、国道135号線の海岸線沿いをひたすら走りました。お昼を食べるとこで撮った写真:




ここは伊東のあたりです。
ここからさらに南下して、伊豆スカイラインに向かいました。


すけさん目線の、伊豆スカイラインの入り口にある料金所。ETCがなくて、バイクにとってはちょっとめんどう。
見えないと思うけど、私は料金所にいます。

ここからは帰り道です。伊豆スカイラインで北に向かいます。


料金所に着いたあたりでメーターを見てみたら、総走行距離が1,000km超えてました!ここまで、ちょうど2ヶ月くらいでしたね。

伊豆スカイラインに数カ所ある休憩所でパシャリ。

わかりにくいですが、森の向こうに海が見えます。
天気が良くてよかった。


 すけさんとZZR 1400。

私とNinja 400R。

伊豆スカイラインは、ゆるやかなカーブと直線が続いて、とても気持よく走れる道でした。とてもよかったです。

帰りは海老名サービスエリアの反対側(上り)で休憩して、解散しました。

今回の旅は、梅雨なのに晴れだったし、気温もそれほど暑くなくて快適でした!
伊豆はおもしろい道がいろいろあるそうなので、また別なプランで行ってみたいですね。